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アギーレは香川をどのポジションで使うのか

「私は37試合戦って0ゴールだったら心配する」の発言に込められたメッセージ

香川は、9月のウルグアイ戦、ベネズエラ戦の際に、直前のマンチェスター・ユナイテッドでの試合での脳震盪により、代表招集を見送られた。

ベネズエラ戦前日監督会見での一幕、
アギーレに対して「ウルグアイ戦では決定機が少なく、無得点に終わったが?」という質問が飛ぶ。
対してアギーレは「ウルグアイと対戦した場合、チャンスもゴールも少なくなる。私は37試合戦って0ゴールだったら心配する。ウルグアイには決定機が2つあった。それ以外にプレゼントしたゴールが2つあった。こちらにも決定機が2つあった。ポストに当たった場面と、バーの上に行ったミナ(皆川)のヘディングだ。しかし、ウルグアイは(ゴールを)プレゼントしてくれなかった。そこに違いがあった」とミスが勝負を決したが、決定機がなかった訳ではないと振り返った。
その中で、「37試合戦って0ゴールだったら心配する。」の部分が後に話題になった。37という数字は何か?と。すると、最近の出場試合で、連続ノーゴールが続いている香川に結び付く。コメントの中に隠された香川への皮肉か?と話題に。この時点での香川の連続ノーゴール出場試合数は36だ。次のドルトムントでの復帰戦でもノーゴールの場合には37となる。これは、香川の奮起を促す激励のメッセージだったのだ。(13日、ブンデスリーガ第3節フライブルク戦で、ドルトムントの香川はトップ下で先発出場、1G1Aをマークしてブンデスリーガ公式サイトでMOMに選ばれた)
アギーレが香川が36試合連続ノーゴールであるというデータを持っていること、そして、無関係な質問の答えの中に密かに選手へのメッセージを潜ませていること。アギーレは、今までに見たことのないような奥深い代表監督だ。そのアギーレが激励のメッセージを込める以上、アギーレの中で香川が日本代表のピースになっていることは間違いない。 続きを読む

アギーレジャパンの初戦は強豪ウルグアイ

守りを固めてカウンターの姿勢を明確化

アギーレジャパンの初戦は9月5日、札幌ドームにウルグアイ代表を招いて行われた。

パス&ポゼッションのザッケローニサッカーから、アグレッシブな守備からのカウンターサッカーに変貌をとげると見られる日本代表の姿に注目が集まった。

ウルグアイ戦先発布陣まず先発メンバーを見て強い衝撃を受けた。
第一に、皆川と坂井の初召集組がスタメンに入っていることに驚いた。ザッケローニのときには有り得ない思い切りの良さだ。
次にDFが長友、森重、吉田、坂井、酒井宏樹と5人もいることに気付く。アギーレは4-3-3を中心とした布陣で戦うと明言していたが、相手がウルグアイということで、DFの枚数を5枚にしたのか?あるいは3バック?とも思えるメンバーだった。
試合が始まってみると、森重をアンカーとする4-3-3だった。全体的に見ると、中盤に森重と細貝を配置することによる、 続きを読む

アギーレジャパンに見えてきたライバル関係

合宿二日目23名が揃う

アギーレジャパンは、「全員0からのスタート」を掲げ、激しいポジション争いの中にチームの活性化を見出そうとしている。

9月1日から、5日のウルグアイ戦と、9日のベネズエラ戦に向けた合宿を開始した。2日には、FW本田圭佑、FW岡崎慎司、FW柿谷曜一朗、MF田中順也、DF長友佑都、DF酒井宏樹、GK川島永嗣の海外組7人も合流。23名が全て揃った。

この中で、左膝に違和感のある長谷部だけは唯一別メニューとなった。

練習は4人一組のパス回しからスタート。最終的には10対10と実戦レベルの広さへとピッチを広げていった。

しかし、注目すべきは、 続きを読む

気になる選手の動向

世代交代も予測されるが、中心であるべき選手もいる

アギーレジャパンが発足し、初期のチームの動向がおおいにに気になるところだ。

特に、今年中に組まれる6試合の親善試合の際のメンバーの選出には、チームの方向性を占う意味合いが強い。

2018年を見据えれば、4年前からの伸びしろを考慮し、大幅な世代交代があるかもしれない。その意味では、プラチナ世代(92年世代)とリオ世代(93~95世代)も代表候補に含まれるだろう。見る者にとっては、それはそれで楽しみな要素であり、親善試合に関しては結果度外視の楽しみを与えてくれる。 続きを読む

ブラジルワールドカップに見るアギーレジャパンの方向性

ブラジルワールドカップも、残すはドイツVSアルゼンチンの決勝戦と、ブラジルVSオランダの3位決定戦のみとなった。
ザックジャパンはグループリーグ1分2敗で、早々にワールドカップを去ったのだが、その後もワールドカップトロフィーを目指して戦った名選手や強豪の戦いを振り返り、ザックジャパンを引き継ぐアギーレジャパンの方向性について考えてみたい。

若手スターの台頭はチームに勢いをつける

私の中でこのワールドカップで最も印象に残っている選手は、コロンビア代表のハメス・ロドリゲスだ。

グループリーグの日本戦では、1-1の後半開始から出場すると、コロンビアは日本の守備を翻弄。4-1での勝利に貢献した。

決勝トーナメント1回戦のウルグアイ戦で見せたゴールシーンは圧巻だった。ペナルティエリア外で胸トラップで反転、ボレーシュートを決めたのだ。
続くブラジル戦では1-2と敗れはしたが、ブラジルの守備陣に大きな脅威を与えた。ハメス・ロドリゲスがゴール前に迫ると、その存在感に鉄壁を誇るブラジルディフェンスのチアゴ・シウバやダヴィド・ルイスでさえもわずかなスペースを許してしまう。走り込んだ味方にスルーパスを送り、PK獲得を助ける冷静さを見せた。つまり、反撃のゴールを決定づけたのだ。 続きを読む