月別アーカイブ: 2014年9月

アギーレは香川をどのポジションで使うのか

「私は37試合戦って0ゴールだったら心配する」の発言に込められたメッセージ

香川は、9月のウルグアイ戦、ベネズエラ戦の際に、直前のマンチェスター・ユナイテッドでの試合での脳震盪により、代表招集を見送られた。

ベネズエラ戦前日監督会見での一幕、
アギーレに対して「ウルグアイ戦では決定機が少なく、無得点に終わったが?」という質問が飛ぶ。
対してアギーレは「ウルグアイと対戦した場合、チャンスもゴールも少なくなる。私は37試合戦って0ゴールだったら心配する。ウルグアイには決定機が2つあった。それ以外にプレゼントしたゴールが2つあった。こちらにも決定機が2つあった。ポストに当たった場面と、バーの上に行ったミナ(皆川)のヘディングだ。しかし、ウルグアイは(ゴールを)プレゼントしてくれなかった。そこに違いがあった」とミスが勝負を決したが、決定機がなかった訳ではないと振り返った。
その中で、「37試合戦って0ゴールだったら心配する。」の部分が後に話題になった。37という数字は何か?と。すると、最近の出場試合で、連続ノーゴールが続いている香川に結び付く。コメントの中に隠された香川への皮肉か?と話題に。この時点での香川の連続ノーゴール出場試合数は36だ。次のドルトムントでの復帰戦でもノーゴールの場合には37となる。これは、香川の奮起を促す激励のメッセージだったのだ。(13日、ブンデスリーガ第3節フライブルク戦で、ドルトムントの香川はトップ下で先発出場、1G1Aをマークしてブンデスリーガ公式サイトでMOMに選ばれた)
アギーレが香川が36試合連続ノーゴールであるというデータを持っていること、そして、無関係な質問の答えの中に密かに選手へのメッセージを潜ませていること。アギーレは、今までに見たことのないような奥深い代表監督だ。そのアギーレが激励のメッセージを込める以上、アギーレの中で香川が日本代表のピースになっていることは間違いない。 続きを読む

武藤嘉紀、柴崎岳、代表初ゴール

横浜日産スタジアム

この画像はパブリックドメインとして提供されています

9月9日、アギーレジャパンの第2戦は横浜国際総合競技場にベネスエラ代表を招いておこなわれ、2-2で引き分けた。
代表初召集の武藤がアギーレジャパンの初ゴールをマーク、代表初キャップの柴崎の代表初ゴールで2得点するも、またもやあってはならぬレベルのミスにより2失点、これでは守りを固める戦術の完成は程遠い。アギーレも日本代表の守備のクオリティの低さにあきれているのではなかろうか。
しかしながら、 続きを読む

アギーレジャパンの初戦は強豪ウルグアイ

守りを固めてカウンターの姿勢を明確化

アギーレジャパンの初戦は9月5日、札幌ドームにウルグアイ代表を招いて行われた。

パス&ポゼッションのザッケローニサッカーから、アグレッシブな守備からのカウンターサッカーに変貌をとげると見られる日本代表の姿に注目が集まった。

ウルグアイ戦先発布陣まず先発メンバーを見て強い衝撃を受けた。
第一に、皆川と坂井の初召集組がスタメンに入っていることに驚いた。ザッケローニのときには有り得ない思い切りの良さだ。
次にDFが長友、森重、吉田、坂井、酒井宏樹と5人もいることに気付く。アギーレは4-3-3を中心とした布陣で戦うと明言していたが、相手がウルグアイということで、DFの枚数を5枚にしたのか?あるいは3バック?とも思えるメンバーだった。
試合が始まってみると、森重をアンカーとする4-3-3だった。全体的に見ると、中盤に森重と細貝を配置することによる、 続きを読む

アギーレジャパンに見えてきたライバル関係

合宿二日目23名が揃う

アギーレジャパンは、「全員0からのスタート」を掲げ、激しいポジション争いの中にチームの活性化を見出そうとしている。

9月1日から、5日のウルグアイ戦と、9日のベネズエラ戦に向けた合宿を開始した。2日には、FW本田圭佑、FW岡崎慎司、FW柿谷曜一朗、MF田中順也、DF長友佑都、DF酒井宏樹、GK川島永嗣の海外組7人も合流。23名が全て揃った。

この中で、左膝に違和感のある長谷部だけは唯一別メニューとなった。

練習は4人一組のパス回しからスタート。最終的には10対10と実戦レベルの広さへとピッチを広げていった。

しかし、注目すべきは、 続きを読む