月別アーカイブ: 2014年7月

清武のハノーバー移籍の節目にあえて苦言呈する

清武には克服せねばならぬ致命的欠点がある

清武はブラジルワールドカップ直後、自らが2018ワールドカップへの意気込みを『四年後、自分が中心となれるようにやっていければ』と表現し、エース宣言とも取れるアピールをした。

そこからは、ブラジルの舞台で出場時間もごく僅かで、ザックジャパンも惨敗という悔しさが滲み出ている。ただ、そのアピールの根拠を私は感じられなかったのだ。

今後はどうなるかはわからないが、ザックジャパンのエースは明らかに本田だった。そこから乱暴に捉えても、清武が本田程の選手か?そして今後そうなれるのか?という拭えない疑問が沸いてくる。
何も本田のコピーになる必要はないので、フィジカル云々は言うまい。しかし少なくとも、本田程の強烈なパーソナリティがあるのか?そして決定力があるのか?そこを突きつめなければならない。

つまり、現在の清武には、パーソナリティと決定力に関る心理的な欠点があると思っている。 続きを読む

気になる選手の動向

世代交代も予測されるが、中心であるべき選手もいる

アギーレジャパンが発足し、初期のチームの動向がおおいにに気になるところだ。

特に、今年中に組まれる6試合の親善試合の際のメンバーの選出には、チームの方向性を占う意味合いが強い。

2018年を見据えれば、4年前からの伸びしろを考慮し、大幅な世代交代があるかもしれない。その意味では、プラチナ世代(92年世代)とリオ世代(93~95世代)も代表候補に含まれるだろう。見る者にとっては、それはそれで楽しみな要素であり、親善試合に関しては結果度外視の楽しみを与えてくれる。 続きを読む

日本代表監督アギーレ氏に決定

評価が分かれるキャラクター

たった今、予てから就任が確実視されてきた、ハビエル・アギーレ氏の日本代表監督就任の速報がテレビに流れた。

これまでのアギーレ氏のサッカーは、アグレッシブな守備からのショートカウンターを得意とするスタイルで、スペインリーグのオサスナなどで躍進し、実績を挙げてきた。メキシコ代表監督としても、二度チームをワールドカップのベスト16に導いている。02年日韓ワールドカップの際には、予選敗退の危機にあったメキシコ代表に強烈なスピリットを植えつけ、戦う集団に変えた。

ただ、正直言って、評価が高いのか低いのか良く判らないところがある。2010年南アフリカワールドカップでは、決勝トーナメント初戦のアルゼンチン戦で、サイドバックの選手をセンターバックとして起用し失点するなど大きなミスを犯した。更に、試合ごとにキャプテンを代えるなど、理解しがたいところも垣間見える。決勝トーナメントに進出していながら、メキシコ国民からは『戦犯』として扱われた。 続きを読む

ブラジルワールドカップに見るアギーレジャパンの方向性

ブラジルワールドカップも、残すはドイツVSアルゼンチンの決勝戦と、ブラジルVSオランダの3位決定戦のみとなった。
ザックジャパンはグループリーグ1分2敗で、早々にワールドカップを去ったのだが、その後もワールドカップトロフィーを目指して戦った名選手や強豪の戦いを振り返り、ザックジャパンを引き継ぐアギーレジャパンの方向性について考えてみたい。

若手スターの台頭はチームに勢いをつける

私の中でこのワールドカップで最も印象に残っている選手は、コロンビア代表のハメス・ロドリゲスだ。

グループリーグの日本戦では、1-1の後半開始から出場すると、コロンビアは日本の守備を翻弄。4-1での勝利に貢献した。

決勝トーナメント1回戦のウルグアイ戦で見せたゴールシーンは圧巻だった。ペナルティエリア外で胸トラップで反転、ボレーシュートを決めたのだ。
続くブラジル戦では1-2と敗れはしたが、ブラジルの守備陣に大きな脅威を与えた。ハメス・ロドリゲスがゴール前に迫ると、その存在感に鉄壁を誇るブラジルディフェンスのチアゴ・シウバやダヴィド・ルイスでさえもわずかなスペースを許してしまう。走り込んだ味方にスルーパスを送り、PK獲得を助ける冷静さを見せた。つまり、反撃のゴールを決定づけたのだ。 続きを読む

ザックの後任はハビエル・アギーレ氏一人に絞り込まれる

正式契約までに細部の条件を詰めるのみ

ザックジャパンのブラジルワールドカップは、グループリーグ1分2敗で4チーム中最下位と、ザッケローニはもとより、選手、協会、サポーター、そして多くの日本国民にとって残念な結果となったと言わざるを得ない。

史上最強と言われてきたザックジャパンの惨敗。それは今後の日本サッカーへの課題を多く示すものである。と同時に、次の2018FIFAワールドカップでの躍進を目指すスタート地点でもある。

今、日本サッカー協会が、アルベルト・ザッケローニ氏の辞任を受け、次期代表監督候補の模索を本格化していることは公然の事実だろう。ザッケローニの辞任会見以前から、アギーレ氏や現コロンビア代表監督のホセ・ペケルマン氏など数名に絞り、水面下の交渉が繰り広げられていたと見て間違いはない。そうでなければ、有力候補は他国代表監督に決まってしまうからだ。

ここ数日来、スペイン発のメディアから、ハビエル・アギーレ氏の日本代表監督就任が決定したとの報道があったが、7月に入ると国内メディアも似た報道を開始した。朝の車の中で聞いたFM放送の中で、『日本サッカー協会は、次期代表監督候補をハビエル・アギーレ氏一人に絞ったことが判った』というニュースを聞いたのだ。正式契約を交わしていない状況であるが故の日本メディアの無難な表現だが、「これって決まりだよね?」と考えるのは私だけではない筈だ。

あとは、正式契約前に細部の調整を残しているのみと言って良いだろう。

これは、『アギーレジャパンの軌跡』の公開に踏み切るには十分な状況と判断した。
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