「アギーレジャパンはこれだ!」形が見えてきた
全般的に、アギーレジャパンのプレスは非常によく機能し、ホンジュラスの攻撃の芽を事前に摘み取ることに成功していた。
更に、前半41分の2点目、同42分のプレーでは、ボール奪取からの素早い攻撃への切り替えにより、決定的なカウンターに繋がっている。
2得点目のシーンは、相手選手間のパスに対して香川がプレスするところから始まっている。それにより、相手のパスの受け手は、ボールをキープしたり、精度の高いパスを出す余裕がなくなり、かろうじてスライディングでボールに触れるに留まり、ボールはこぼれる。
これに長谷部が走り込み、相手よりも先に追いつき前線にクリア、そのボールに反応した本田が抜け出し、GKとの1対1を制する。(2-0)
ここで、ふと気付いたのは、本田がいつもよりも高い位置で待ち受けていたことだ。それにより、ボールに反応しながら抜け出すことに繋がっている。
そこには、内田の存在がある。ホンジュラス攻撃陣との対峙を制していた内田は本田に対し、「下がらなくていい」と言っていたのだ。ゲームの流れや、相手との力関係を正確に読み取り、最適解を割り出す能力は内田ならではで、アギーレジャパンの大きな力となることを示す出来事だ。
