守りを固めてカウンターの姿勢を明確化
アギーレジャパンの初戦は9月5日、札幌ドームにウルグアイ代表を招いて行われた。
パス&ポゼッションのザッケローニサッカーから、アグレッシブな守備からのカウンターサッカーに変貌をとげると見られる日本代表の姿に注目が集まった。
まず先発メンバーを見て強い衝撃を受けた。
第一に、皆川と坂井の初召集組がスタメンに入っていることに驚いた。ザッケローニのときには有り得ない思い切りの良さだ。
次にDFが長友、森重、吉田、坂井、酒井宏樹と5人もいることに気付く。アギーレは4-3-3を中心とした布陣で戦うと明言していたが、相手がウルグアイということで、DFの枚数を5枚にしたのか?あるいは3バック?とも思えるメンバーだった。
試合が始まってみると、森重をアンカーとする4-3-3だった。全体的に見ると、中盤に森重と細貝を配置することによる、守備力重視の布陣と言えるだろうか。ウルグアイの破壊力を考えれば理にかなっているかもしれないと思った。
最前線を除くと、パスアングルの優位性を考慮して、左側は左利き(もしくは長友のように両利き)、右側は右利きの選手を配している。最前線については、左サイドには右利きの岡崎、右サイドには左利きの本田を配し、(前に選手がいないので、)ゴールに対するアングルで有利な利き足の布陣を敷いた。
スターティングフォーメーションを見る限り、アギーレの思い切りの良さと、繊細さの両面が出ているものであった。
